アトリエヒュッテ出張所、トキ

トキのアトリエヒュッテ出張所vol.3「『ナミヨさんのかぼちゃとブルーベリーの油絵』作品」

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ーアトリエヒュッテ出張所、トキー
 
こんにちは!
アトリエヒュッテ出張所のトキです!

皆さんお元気でお過ごしでしょうか?
 
山が少しずつ色づき、食べ物も美味しい季節がやってきましたね!
そう、「食欲の秋」ですよね。
そして…
皆さんは何よりこちらかもしれません。
 
「芸術の秋」
 
秋は暑くもなく寒くもなく、身体に心地よい季節で
心にゆとりができるから芸術と結びつくそうです。
 
そんな秋にぴったり!

今回は第三弾、ナミヨさんの作品を紹介させて頂きます。
 

 
「ほぅ…」とため息の出る作品です。
ゴロンと立体感のあるかぼちゃ。それと対照的にコロンと転がる
可愛らしいブルーベリー。
かぼちゃの何とも言えない質感が手に取るようにわかりますね!
ブルーベリーの粒がキラリと光っていて美味しそう!!
 
食欲の秋より、芸術の秋と大きな声で言いたいところですが…
むむ…美味しそう…!
 
かぼちゃの黄色とオレンジが少しずつ、硬いかぼちゃを思わせる緑色になっていき
布地につながる色彩がとっても美しいです!
 
壁の色と布地がとても良い色合いでモチーフの質感を
より強調させているように感じます。
 
制作期間は授業4回の8時間だそうです。

製作者ナミヨさんに製作時に気をつけた部分をうかがってみました。
 
☆ナミヨさん
「やはり季節感、本物のかぼちゃならではの複雑な色味を再現したいと思いました。
絵の具のマティエール(画肌・絵の具そのものの表面)がかぼちゃの表面に
似るように頑張りました!」
 

 
本物のかぼちゃならでは複雑な色味がしっかり描かれてますよね!
かぼちゃの持つゴツゴツとした重みのある画肌が描かれています。
 

 
つるりとした表面のブルーベリー。
それがまたかぼちゃを引き立たせていますね。
赤い方はまだ甘酸っぱいブルーベリー!じっくり見ていると
口の中がキュッと引きしまります。
一つ一つ、しっかりと描かれていますね!
 
今回はモチーフのお写真はないのですが、いつもどのようにして
モチーフを選ばれているのか…?
てつお先生とゆりこ先生におうかがいしました!
 
 
ー質問ー
モチーフはいつも、てつお先生とゆりこ先生が考えて作られるのでしょうか?
 
☆てつお先生、ゆりこ先生
『私とゆりこ先生のどちらかで作りますが、生徒さんが「これ描きたい!」と
選ばれることもよくあります。』
 
ー質問ー
モチーフはいくつかあってそこから生徒さんが選ばれるのでしょうか?
 
☆てつお先生、ゆりこ先生
『そういう時もあります!』
 
ー質問ー
やはり、季節にあったモチーフを選ばれているのでしょうか?
 
☆てつお先生、ゆりこ先生
『そうですね、とくに多いのは夏モチーフ、ハロウィンやクリスマスのモチーフですね。』
 
今回は生のかぼちゃを使われているそうです。
その迫力が存分に伝わる作品ですよね!
 
 
最後にもう一度。
 

 
ナミヨさん、ありがとうございました!
次の作品も楽しみにしています。
 
あぁ…私も静物画を勉強しなくちゃ!
明日煮物にする予定のかぼちゃ。もう少し先に伸ばしてみます。
皆さまもどうぞ素敵な『芸術の秋』をお過ごしください。
 
つづく。

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