カエル大モチーフ油彩作品も残すところ後あと少しですが本日はT所さんの作品です。横構図で、モチーフ全体を構図に入れるのは十八番です。今回も大変苦労されて形を取りましたがそれが生きる作品になりました。
とても堂々としたカエルですね。足の前後関係の表現に苦労されましたがその甲斐あって自然な足もとの空間が出ました。くるみの数珠も台上の空間表現の助けになっています。何事も「空間」ですね!!
ドリアン素晴らしいですね。「インドネシアの木彫り工芸的ドリアン」にちゃんと描けています。布の斜めラインがとてもよく効いていて奥行きが出ました。個々の木の実の色に幅がありますね。木のブロックも拘って描き込みました!
カーテンの質感や半透明感も見事です。皺と水玉でウェーブが表現されております。ステンドグラスの黄色・青とも良い関係です。
T.TADOKOROのサイン立派ですね!植物とくるみ、茶色斜めライン布の関係、そして壁の表情がマッチしています。さすがは自然主義T所さん、今回もお見事でした!!