お待たせしました!!公表できる時期が来ましたのでN中さんの「アコーディオン大モチーフキュビスム」のご紹介です。F20という大画面にアクリルをベースに描写、工作用のウレタンマットと透明シート、写真をコラージュするという正にミクストメディア!そのディテールをご堪能下さい。
中央の天使です。愛らしいですね!色も明るくて綺麗ですし、様々な線の要素が競演しています。
これは何処の部分か探してみて下さい(笑)。
ヨハン・シュトラウスさんも嬉しそう。ただ貼っただけではなく写真にも絵の続きを描いたりして面白精神まっしぐらです。
厚塗りの流れ・・・アコーディオンの蛇腹部分の表現です。
これは・・・アコーディオンの空気穴・・ですね。細胞化しています。
同じくアコーディオンのボタン(?)ですね。回りのマスキングの線と楽譜がいいハーモニーをかなでます♪
これって本の頁を開いた形にボードをカットし、その上に楽譜のコピーを貼り、彩色してバラを描くという凝ったもの。
「鍵盤」です。実際に鍵盤を作って貼り付けました。ウレタンシートのような素材です。光って見えるのは透明プラスティック板で作った「手」です。凄いですよね、この白鍵と黒鍵!凝ってます!透明な手もちゃんと厚みを作って関節まであるんですよー。私は透明怪人だよ明智君・・・って、訳わかんないですよね(笑)。あ、この写真、鍵盤と手が分かりやすいように斜めからの撮影です!
この手は演奏中ですね(笑)。ノリノリです(謎)。黄色で描かれた指が途中から透明になるなんて・・・マグリット??(笑)
様々な工夫の凝らされたN中さんの超大作、いかがでしたか?これだけの絵をヒュッテで描いたら自宅に持って帰って描き、またヒュッテで描きの繰り返しでした。推定100時間以上はかけていると思います。でもそれだけの価値はありましたね。充実したこの画面、今後のすばらしい糧になりますね!!