第41回 演習コース(2016.2.13 開催)


第41回と42回の演習コースは「配布モチーフによる構成絵画2点の制作」です。
モチーフは、「ご自身の名字の印鑑」と「セレクト学習帳」です。
この2つを自由に扱ってモノクロ絵画と彩色画を各1点、合計2点制作いたします。
こちらが「印鑑」のモチーフです。

「セレクト学習帳」です。
小学生が便利に使えるノートです。
科目によって中の枠組みが違い、表紙の動物の写真も違っています。

本日は6名のご参加です。
皆さん、さっそくプランを練り始められました。

印鑑の特性、ノートの特徴などもよく吟味しないと良い作品にはなりません。

マムマムさん、漢字練習ノート表紙の馬の写真をスケッチし始めました。

きなちゃん、面白い構図を考え始めています。
今日中に何点かアイデアスケッチを制作する予定です。

スズキさん、ノートを見て小学生の時に描いたものを思い出されたようです。
さて何でしょうか?正解は後程!

サトミちゃんも色々なプランを出しています。
流石に手早いです。
発想慣れしてきた感じですね!

マーちゃんも、小学生の使うノートからある「遊び」を連想されたようですね。
展開が楽しみです。

初参加の栗山さんです。
初めての演習コースの雰囲気に戸惑いながらもプランを練っています。

きなちゃん、本日は4つのプランが出ました。
ディスカッションが楽しみですね。

スズキさんも楽しそうに制作しています。
何だか、どこかで見た記憶があるもののようです。

栗山さんも少しずつ形ができてきましたね。

マーちゃんとても面白く展開されてきました。
これの意味するものは何でしょうか??

それではディスカッションの始まりです!
本日はマーちゃんからスタートです。
何と、これは「人生すごろく」でした。
ひよこから始まって100歳までと言う豪快なすごろくです。
ノートの枠を双六に見立てるというアイデアはとても面白いと思います。
「マス目をグリッドとして解釈し、何層にも重ねればいいのではないか」「歪んだ時計が別次元の世界に見える」「コラージュをしても面白そう」などの意見が出ました。

にこやかにプランを語ってくれたマーちゃん。
カラーの作品との関係も楽しみです。

次はサトミちゃんのプランです。
基本的な思考は「モノクロとカラーの2点の作品を描く事はどういう事なのか?」から出発し、「印鑑」と「ノート」の特性の違いを考えました。
「ノート=平面、グリッド(モノクロ)」「印鑑=立体、文字の削り出し(カラー)」という感じで発想を広げていきます。
その2つの共通点は「繰り返し」であるという着眼点も素晴らしいです。
カラー作品は印鑑をモチーフとしてキュビスムの手法で、モノクロ作品はブラックカンヴァスを使用する可能性があります。

印鑑とノートを手に、ご自身のプランを解説するサトミちゃん。

スズキさんは「パラパラまんが」を描きました。
小学生の時にノートや教科書の隅に描いたご記憶からの発想です。
実際にパラパラと見せて頂きました。

印鑑の「鈴木」さんからスタートしてどんどん分裂するシーンです。

とても面白い展開のパラパラまんがです。
動画で見たい所です。

最後は「ハンコのゲーム」になりました。
モノクロ作品はこれらがメインで、カラー作品はこの中のワンシーンで描く予定です。
みなさん、スズキさんのプランを聞くだけで子供にかえったような気分になりました。

きなちゃんのプランです。
旧姓と今の姓のお話から始まりました。
(1)はその漢字を波のグリッドに見立てた人生の道に乗せています。
(2)はノート表紙の木の実の写真とネズミを図案化したものです。
(3)はノートのマーク「象と地球」から発想し、地球を印鑑にしてみました。
(4)はキュビスムの手法で流れるように「喜納」の文字を表現しました。
きなちゃんの名字に対するこだわりが原点になった作品です。
余白にも色々と漢字で実験されているのがいいですね。

ご自身のこだわりを解説されるきなちゃん。
モノクロとカラーでどのような展開になるかが楽しみです。

マムマムさんのプランです。
モノクロは油彩で水墨画風に描きます。
テーマは「囚われの馬が実から出たい。でも結局は囚われる」です。
カラーの方はピカソの「統合的キュビスム」の手法で描かれます。
印鑑には象形文字を配置する予定です。
ご自身の名字の象形文字の調査はこれからになります。
どれだけ完成度が付くかが楽しみですね!

「囚われの柵の発想はノートのグリッドラインから出ました。」と説明されるマムマムさん。
なるほどと頷けます。
柵は結局は自由になるためのグリッドです!

初参加・栗山さんのプランです。
小学生のノートというと、ご自身がお子様のノートに「よくできました」「もうすこしです」印。みたいに繰り返しサインされた思い出に繋がりました。
「大変だったけど楽しかった」思い出です。
みなさんからも、このプランをより良くするためのアイデアが多く寄せられました。
すばらしいエールです!

悩みつつも頑張ってくれた栗山さんです。拍手!!

本日最後には第38-39回課題のキュビスム実習の完成作2点をきなちゃん(左)とサトミちゃん(右)がお持ちになられたので、その講評も行いました。
さて次回の第42回演習コースは3月5日(土)17:00からになります。
※只今、演習コースは満席のため新規生募集を行っておりません。
キャンセル待ちは可能ですので、ご希望の方は教室にお問い合わせください。











