第38回と39回の演習はキュビズム実習です。
モチーフは霧吹き・金属の箱・模様入り袋の3点です。
これを分析的キュビズムの手法で展開して頂きます。
開催に先立ち、分析的キュビスムの歴史・手法についてお話しいたしました。
早速モチーフのスケッチから始めます。
ホワイトボードと資料を見ながら慎重に進めていきます。
袋をスケッチするサトミちゃん。
マーちゃんは霧吹きを解体しています。
スズキさんは世界観を強く出そうとしています。
色々とプランを練るサトミちゃん。
それではディスカッションです!
まずはスズキさんです。
まず画面の核になるものを考えました。
それは霧吹きの様です。
それを軸にして様々なモチーフの要素を取り出しています。
スケールの大きい作品になりそうですね。
「工場みたい」「架空の町みたい」「光を取り入れているのが面白い」「画面に動きがある」など活発な意見が出ました。
文字も面白く入っています。
解説するスズキさん。
サトミちゃんが真剣に聞いています。
前に出て解説するスズキさん。
マーちゃんも感心されていました。
マーちゃんの作品です。
「手当たり次第に描きました」と仰いましたがキュビズムの空間に、なかなかよくまとまっています。
霧吹きの色々な形や、底の形態などがポイントです。
文字を積極的に画面に取り入れて動きを出していますね。
アクリルでボードに制作する予定です。
モチーフを手に解説するマーちゃん。
サトミちゃんの作品です。
モチーフのポイントを押さえて表現しています。
様々なパーツ(噴射口や取手など)を描き出して線でつなげていきたいという構想です。
寄せ集められるだけ集めてからPick Upする予定です。
ここで講師からキュビスム絵画における四隅の処理の困難さについてお話致しました。
モチーフを手に解説するサトミちゃん。
お話にも熱が入ります!
モチーフを手に解説するサトミちゃん。
お話にも熱が入ります!
指摘が具体的で良いです。
マムマムさんです。
よく開かれた構成になっていると思います。
袋はコピーして貼り付けたりしても良いですね。
解説するマムマムさん。
次回の展開が楽しみですね。
マムマムさんの前回のロゴの作品もみんなで鑑賞しました。
その完成度には驚きです。
きなちゃんです。
霧吹きのマシン部分を描写しています。
実演しながら解説するきなちゃん。
霧吹きのポンプ部分に注目しました。
色々なパーツに注目して、何とか形にしようと努力しています。
霧吹きの構成。
ガラスの見え方などに注目。
霧吹きをさらに解体してみました。
金属箱の構成です。
大胆でいいです。
袋の構成です。
模様を上手く使っています。
これらは全て画用紙に木炭で描きました。
サトミちゃんも続きを制作しています。
複雑な構成になってきました。
様々なパターンが生まれてきました。
丁寧に解説してくれました。
金属の箱・霧吹きの放射線状の形態、霧吹きの運動性を意識しています。
全体的にはポップな画面を目指しているのが分ります。
色々なパーツを描き出し、組み合わせてポップな雰囲気にしていくというコンセプトが固まりましたね。
展開が楽しみです!
さて次回第39回演習コースは11月7日(土)17:00からになります。
ご希望の方は教室にお問い合わせください!