演習コース

第35回 演習コース(2015.6.6開催)

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第35回演習コースは2回シリーズで、「配布されたLKカラー紙を自由に変形させ、それをモチーフに素描する」2回目です。
ご参加の皆さん、自宅や通常授業で制作を進めてきました。
本日ディスカッションの時間まで制作し、いよいよ作品発表です。
マーちゃんの作品です。
万華鏡風の立体に4分割した平面作品になりました。
 
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立体を上から見た所です。
 
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側面にも、いろいろ細かい模様が入ります。
 
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画面を分割している線にニュアンスを持たせ、コラージュもすることで空間が出ました。
 
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このような作品ですし、作者のコメントが文章化されていてもいいと思います。
 
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作品発表するマーちゃん。
今回自宅でも色々と制作の事を考えられて充実したそうです。
大事なことですね。
 
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きなちゃんの作品です。
オブジェと平面作品2点を作りました。
 
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えんび服をきた人物的な形態が出現しました。
前回拘った鑽孔テープは形態が簡略化されたようです。
 
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アキーラ【(株)クサカベさん開発の水性アルキド樹脂絵具】で描いた1枚目です。
LKカラー用紙に映った手が見えます。
アクリルとも油彩とも見える不思議な絵肌です。
 
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パステルで描いた2作目。
横構図です。
伝統的な油彩表現を思わせるマティエールです。
 
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平面作品2点です。
面白いバランスですが、モチーフの扱いそのものにもう少し変化が欲しかった所です。
 
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作品発表するきなちゃん。
モチーフの扱いに苦労したというお話をして下さいました。
 
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スズキさんの作品です。
山脈的な形態の立体と2分割した平面作品です。
 
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洗練されたレリーフだと思います。
ジャッドを彷彿させるような(笑)。
 
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上下で白地・黒字に反転させた平面作品です。
右下の白三角形と、上部に入った赤のアクセントがコンポジションを生き生きとさせています!
面的な表現が多いので、それを裏切るような線としての要素が欲しいというお話をしました。
 
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作品発表するスズキさん。
皆さん真剣に聞いています。
 
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マムマムさんの作品です。
凝った造形ですね。
平面作品はカンヴァスに油彩で描きました。
 
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未来都市のような造形です。
立体を作るときに使うセロテープや割箸の扱いにも注意が必要です。
 
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モチーフをある程度忠実に再現しています。
黒の明度を微妙に変化させて差を出しており、こういう色の使い方はそれだけで表現に成り得るものです。
斜めに走る独立した線が入り、よくなりましたね。
 
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上から見た立体です。
スケッチブックの艶消しの黒がいい効果を生んでいます。
 
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作品発表するマムマムさん。
「立体を作品としてではなく絵を描く材料(モチーフ)としか考えなかった」と反省点を述べられました。
立体がどう提示できるかによって平面の見え方も全然変わってきます。
大事なことですね。
 
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今回ご参加の方々の平面作品だけ並べてみました。
一口にモノトーンと言っても非常に幅があるのがお分かりだと思います。
全員、「立体と平面をセットで一作品として見せる」という点には更に改良の余地がある課題となりました。
さて次回第36回演習コースは7月4日(土)17:00からになります。
ご希望の方はお早めにお申し込みください!

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