演習コース

第18回 演習コース(2013.9.14開催)

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9月14日に開催しました第18回演習コース、今回は17回、「与えられたモチーフを自分なりの未来派として表現する」の続きとなります。
スズキさんは1枚この夏休み中に仕上げてこられました。
今日はみなさん早速制作をスタートされました!
 

斉藤さんは下描きが終わった段階で、本日は透明水彩での着彩になります。
すごく手が早くて驚きです。
まずはショッキングなオレンジをバックに乗せ始めました!
 

ケイコさんは前回参加できなかったので、通常授業で資料をお渡ししてコンセプトを説明しましたところ、かなりご自宅で描かれて来られました。
今日はその続きになりました。
 

スズキさんは2作目です。
最初の作品とは雰囲気を変えて、「電気ことはじめ」というタイトルで絵本的な作品を描かれています。
机上の千円札はモチーフではありません(笑)。
 

斉藤さんかなり手が入ってきました。
すごい集中力だと思います。
 

スズキさんも、あと1歩といった所です。密度がついてきましたね。
モチーフのLEDライトからこのような発想が出るのが素晴らしいです。
 

ケイコさんもライトを色々な角度から観察して、その結果がダイレクトに表現されています。
 

それではディスカッションの始まりです!
斉藤さん頑張りましたね!
「子供のころ時計などの機械を分解して出てくる部品が宝物だった」というコンセプトです。
未来派というわけではありませんがw、機械部品の形態の面白さや、中身が現れた時のワクワク感がここまでストレートに出るという、とても観ていて気持ちのいい作品になりました。
後光のような輝く斜線が魅力的です。
 

作品自体に存在感がありますね。
まさに内側から輝いている様です。
 

コンセプトについて丁寧に語る斉藤さんです(手前)。
 

続いてスズキさん1作目です。
カンヴァスにアクリルで描いています。
ピカビア風に、歯車とその動き、記号などを表現しました。
ゆったりとした空間を感じる、日本風の未来派だと思います。
完成度が高い作品です。
 

本日完成のスズキさんの2作目です。
「電気ことはじめ」というタイトルで、小人たちによって初めて電気が作られ、それによって夜空のライトが点灯するというメルヘンな作品です。
見ていると色々な物語が浮かんできますね。
皆さんそれぞれのお話が作れそうな、想像力を刺激する作品になりました。
 

2点並べてみました。
スズキさんの創作の幅がよく伝わります。
 

自作のコンセプトを語るスズキさんです(左)。
 

ケイコさんも笑顔で感想を話してくれました。
 

そしてケイコさんの1作目です。
ライトが発光する時のメカニズムを表現してくれました。
これは面白いです。
ハンドルのところがハリネズミの団体に見えたり、所々で有機的な形があるので歯車などの形態と相性がいいのですね。
 

ケイコさん2作目です。
ライトが宇宙船のようになり、編隊を組んで宇宙空間を飛行しています。
ライトはレーザーのようにも見えて、スター・トレックを彷彿させますね。
電気記号もバックにちりばめて飽きが来ない作品に仕上げられました。
 

ケイコさん(右)も明快にご自身のコンセプトを語って下さいました!
 

スズキさんがケイコさんの作品に対して意見を述べます。
 

今回、2回シリーズでもあり、とても充実した作例が並びましたね。
同じテーマで何作か制作すると造形力が驚くほど上がります!
さて次回演習コースは10月5日(土)17:00からになります。
ふるってご参加下さい!

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