こんにちは!
皆さんはお部屋にどんな絵を飾っていますか?
“自分で描いたお気に入りや家族や友人が描いた絵”
“画廊で見つけたお気に入り”
“美術館で鑑賞した名画の版画や3Dレプリカ”
絵画に限らず“ポスターや写真”という方もいらっしゃるかもしれません。
いずれにしてもお気に入りの作品がいつもあるというのは良いですよね!
ちなみに私の自宅は自分で描いた絵や陶芸作品よりも、
自分以外の作品を飾っています。
そんな私の自宅に「ぜひ飾りたい!」と思った作品を
今回のブログでは紹介したいと思います。
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油彩画(F4)
作者:カズミさん
制作時間:28時間
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クチナシの花の艶やかな香りと柔和でありながら凛とした佇まいが見事に表現されていますね!
しっとりと肉厚な花弁としっかりとした葉の描き分けも見事で思わず息を呑んでしまいました。
構図や色の構成もさすがカズミさんと言った仕上がりです。
この絵の見どころの一つがこの花、蕾、葉の密集だと思います。
絵全体の遠近や立体感が表現されているのはもちろんのこと、
花や葉、植物の構造をよく観察理解されて描かれているので、絵画的な表現でありながら
写実的でとても自然な空気を纏っていていつまでも見ていたくなる絵だと思いました。
そしてこの絵の命とも言える筆跡ですが、たっぷりと絵の具をのせて描かれているので、
筆跡の陰影が美しく、また、“花”という繊細なモチーフを
大胆にしていてとても良いなと思いました。
クチナシにばかり目が行きがちになりますが、
花瓶やクロスの表現も目を見張ります。
コンコンと優しく叩けば良い音がしそうな花瓶に表現されています。
素材感や映り込みなどの表情を色彩豊に拾っていますね!
花瓶の下に敷かれたクロスは布特有の柔らかさをリズミカルに表現されていて、
この布の描写だけでも十分に魅せている作品だなと思いました。
カズミさんの作品いかがでしたか?
カズミさんはヒュッテでの絵画制作12年目とベテランの会員さんですが、
そんな彼女にもきっと初心者の頃も基礎デッサンだった頃もあるはずです。
「私もいつかこんな風に素敵な絵を描きたい!」と思っている方は
アトリエヒュッテの体験教室に参加されてみてはいかがでしょうか。
絵画は制作を継続した先にしか表現できないものがある…と言われた事があります!
私はまだまだ制作歴がヒヨコで、ニワトリを目指している途中なので、
先にある表現を詳しく伝える事が出来ないのですが…
教えていただけるかは分かりませんが、ヒュッテの講師の先生や
ベテラン会員の方なら“先にある表現”に到達した事がある方がいるかもしれません!
まぁ大体、この手の質問を先生と呼ばれる方や先輩にすると
「到達したと思ったけど、まだ先があった」と言われるんですけどね。笑
けれど、そんな事を聞ける環境を持つ事が一番上達出来る方法かもしれませんよ。
読者の皆さんも長く楽しく絵画制作できる環境をぜひヒュッテで体験してみてください。
※現在、土・日は満席のため、体験教室は平日のみの受付です。
※アトリエヒュッテは少人数でのレッスンです。
体験教室の方も通常レッスンの方と同じ様に人数をカウントして席を予約いたします。
日程をよくご確認の上、予約して頂きますようお願いいたします。
それでは、また次回のブログで!