ヒュッテ会員の佐原俊也さんがギャルリーヴェルジェの「自由展」に出品です！
自由展のご案内です。具象から抽象まで、幅広い表現が展示されているので、自由展という展覧会タイトルがつけられています。
佐原さんの出品作「蝉」です。油彩の技法を駆使して蝉を表現されました。
右下に別のセミが顔をのぞかせているのがこの絵のポイントです。とまっている方がメス、現れているのがオスです。
樹木の表皮が、油絵具の光沢感で上手く表現できました。
セミの翅の繊細な線の表現がとても綺麗です。いわゆる「蝉の絵」ならば、すぐに想像できるかもしれません。しかし佐原さんは蝉とは正反対である「蝉ではない」も
のについて考えているように思います。更に蝉そのものの存在が揺らぐことに気がついたのかもしれません。あえて逆側から考えることで、その存在を問うているか
の様です。
展示風景です。
展示風景です。
自由展は10/2 15：00までの開催です。
ご都合のよろしい方は是非ご覧ください。
