パステル画

同じモチーフで異なる表現!?現在制作中の作品をご紹介!

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こんにちは!
 
ヒュッテ展も盛況のうちに終わり、
オリンピックのニュースも盛んな今日この頃、
ヒュッテは夏バテ知らずで今日も絵画制作がされています!
 
そんなヒュッテでは、今、レッスンに参加すると
誰かが必ず描いているといって良いほど超人気のモチーフがあります!
 

マルシェ帰りを思わせる、大きなチーズとバゲットにユリの花。
レースのテーブルクロスに色違いのココットを用意して、
魚型のボトルはテーブルコーディネートのアクセント用でしょうか?
 
そんな食卓の準備の一コマを切り取った様な静物モチーフ(大モチーフ)を、
ヒュッテ会員の皆さんはどの様に描いているのか、
今回は現在制作中の作品を観ていきましょう!
 
―――
 

(パステル、ここまで10時間)
 
お腹が空く絵だと思ったらココットの中には美味しそうなスープを発見!
カトウさんの作品は1つ1つの食べ物がとても美味しそうに描かれていますね!
 
「食べ物が美味しそう」って普通の事のようですが、
そっくりそのまま描いただけでは美味しく見えないのが食べ物の不思議…
作者の工夫が美味しさの分かれ道!
 
この作品は完成に近づくほど、更に美味しくなりそうですね!
 

(透明水彩、ここまで24時間)
 
最近忘れかけていた素直に描く心を思い出させてくれる作品…
 
「しっかり見て描く」このシンプルな制作スタイルで惹きつける絵を描けるのは、
ホズミさんがモチーフの質量や表面だけでなく
温度や空間の湿度的なものも感じ取り
作品の中に反映させているからだと感じました!

見えているものだけがモチーフではない!と
作品に言わせる事が出来るように私もなりたいです。


(油彩、ここまで14時間)
 
イワタさんの作品は、華やかで目をひきますね!
この絵に感じるトキメキを例えるならヒロイン登場でしょうか?
 
背景の鮮やかな色彩がモチーフに見事に影響して、
「心地よい空間と華やかさ」が作り出されています。
 
まだ制作時間14時間という事なので、
最終的にどの様な空間が絵の中に生まれるのか…
 
とても興味のある作品です!
 

(油彩、ここまで26時間)
 
改めて伝えます!今回は全員同じ教室で同じモチーフを見て描いている絵の紹介です!
 
イケダ(ナ)さんは、人魚として海の底で暮らしていた経験があるのかも…と思うほど、
海の底という設定に違和感を覚えない構成や描写の巧みさ…
その上でモチーフの良さを殺さずに表現されているのには圧倒されます。
 
先日この絵を描いているところを拝見する事ができたのですが、
画力をドーピングできる特殊な筆や絵の具を使っている訳ではなく、
普通の筆と絵の具で描かれていました…
 
その日の夜、ドーピングは出来ないと改めて知った私は、
基本的な形態のクロッキーをひたすらしました(笑)
 
―――
 
同じモチーフでも作者によって表現方法がまったく異なるので、
それぞれの絵がどの様に完成するのか
今からとても楽しみで待ちきれません!!
 
同じものを同じ時期に描くというのは絵画教室ならではの刺激的で、
気づきも多い体験になります!
 
画力向上は筆をもつ時間だけでなく
新しい何かに気がつく為の時間も同じくらい大切だと思います。
 
気がつく為の時間が欲しいと思った方は
ぜひヒュッテの体験教室で「あっ!」と気がつく瞬間を体験してみてください。
 
 
それでは、また次回!

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