「第33回 上野の森美術館 日本の自然を描く展」が開催されました。
アトリエヒュッテから4名の方が入選されました!本日はその作品・会場風景などをレポートいたします。
日本の自然を描く展は、会期が4期に分かれています。3期には野中さん、野村さんが入選に輝きました!こちらが野中さんの作品です。大モチーフにアレンジされた油彩です。色調を合わせる感覚が優れていて下地の黄土色が、様々な部分で僅かに透けていて、全体的な世界観を統一させてくれています。
展示風景です。
中でも野中さんの作品が際立っていますね!野中さんは新しい感覚の美術を見るのがお好きで、そのような展覧会もたまに観に行かれるとのことです。
過去に生きた海外の巨匠の作品はもちろん素晴らしいのですが、現代の世界に生きている作家の作品を鑑賞することも、美術の楽しみ方としてお勧めです。
展示風景です。斜めから。
野村さんの作品です。
新宿駅を大変厚い絵の具のマティエールを使い、丁寧に描かれました。
地方から上京してきた時の東京はこう見えるかな・・・という説得力があります。
油絵の具は、絵の具の種類による差、OILによる艶、タッチのつけ方など、表現の幅がとても広い画材です。
自分で一から発見するのも楽しいですが、今に生きる作家の絵を観ることで、「なるほど!自分もこんな表現をしてみたい!」など、直感で閃くと気持ちがいいものです。野村さんには、これからも自らの世界を更に深めていって頂きたいと思います。
展示風景です。
回りの作品との相性もいいように思います。
展示風景です。
斜めから。今回、多数の会員様が佳作、入選されました。
このようなコンクールに挑戦すると自分の絵が新鮮に、客観的に判断することが出来ます。アトリエヒュッテでは、その会員さんに合わせて適度なコンクールをご紹介し、入選に向けての指導を行っております。ご興味のある方はお問い合わせください!
展覧会案内