第3回 演習コースを4月7日に開催しました!今回は、来月の第4回との2回シリーズです。「画中鏡(絵の中に描かれた鏡)」の表現について考えて、自分でもその内容で絵を描くというテーマです。まずはカラー図版の資料と鏡を配布し、テーマについて作例を見ながら講義していきました。
今回の目的をしっかり把握して頂くために、ホワートボードも使用しての説明です。
今回は5人の会員様のご参加です。みなさん真剣に講義を聞かれています。
どのような作品を最終的に創るか、みなさん徐々にイメージされている様です。
過去の、主に古典絵画における鏡の使用法が現代にどう生かされるかがポイントになりますね。
本日は計画を練るのが目的です。考えついた色々な構成をスケッチしていくと良いと思います。
ご参加のみなさんじっくりと考えられています。「画中鏡のある絵」というジャンルも、普段そうそう目にしませんからね。
トミーさん、考えが少し固まった様です。カトチャン熟考中です。
N中さん、鏡の中に何かテーマを見つけたようです。
本日はアイデアスケッチのようなものをどんどん出して、頭を柔らかくしていきましょう。
それでは本日の最後のディスカッションに入ります。3回目の演習となり、意見交換もかなり活発になって参りました。
トミーさんは鏡と室内風景、登場人物の仕草など、複雑に考えています。
スズキさんはいくつかプランを練りました。「心を映し出す鏡」という所まで発想が広がっているのが面白いです。
登場人物の性格や希望、その結果などを表現するのに「鏡」を使うという考え方のようです。
一見、天地が逆なような構成もすごく面白いと思います。本番の作品が楽しみです。
今回は2回シリーズですので、次回までにどんどん描き進めて頂いてOKです。最終的な仕上げを次回の演習コースで行ってもいいでしょう。とても興味深い作品が並びそうですね!
演習コース