演習コース

第76回 演習コース(2019.7.6開催)「チョコバーアルミホイルの表現2」

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6月と7月の演習コースは「チョコバーアルミホイルの表現」です。
外装がチョコバー模様で中はアルミホイルという面白い商品です。それを自由に扱って立体・平面で表現して頂きます。
本日はマムマムさん、サトミちゃん、きなちゃんのご参加です!
 

1回目は都合により参加できなかったマムマムさん。
課題を与えられ、とても面白い作品を作って来られました。こちらがそのエスキースです。バウハウス教師のような洗練のされ方です!
 

その隣に、半立体というか、もはや立体作品に近い課題作品の登場です!
アルミホイルに皺をいっぱい付けて、切り刻んで発泡スチロールで作った台座に貼り、そこに油彩で描写します。黒の発泡スチロールをアクセントに使い、空間的にリズムが与えられております。チョコバーアルミホイルの箱をコピーしてコラージュもしました。キュビズムの手法も駆使し、その完成度の高さには参加者一同大変驚きました。
 

立体作品のアップです。
アルミホイルに入れた皺をまるで絵の具のマティエールの様に使っています。直線や曲線・文字の要素も画面を魅力的に見せています。
 

斜めから見るとその立体感が分かりますね。
皺を付けてないアルミホイルもあり、銀色だけでこれだけの世界観が作れるのに驚きです。
 

逆斜めからです。黒の発泡スチロールの存在感が分かります。
 

中央のアップです。
何重にも重なる楕円にアルミホイルを貼り付ける仕事など、とても丁寧ですね。
 

一同、感心しながらマムマムさんのコンセプトを聞きます。
 

続いてきなちゃんです。
アルミホイルで遊ぶ愛猫の撮影からスタートしたそうです。カラー写真あり、モノクロ写真ありでこの段階からかなり工夫されていますね。
 

こちらが作品です。
猫とアルミホイルのコラボ、モチーフは全部使用する、ヒュッテ展の開催が迫る中、焦りながらも自分に何ができるか考えていく、などを表現の軸にされました。カンヴァスにコラージュをした時のテープ(マスキングテープ)は、あえて残されました。
 

斜めから見るとその作品の特異性が分かります。
チョコバーアルミホイルの箱と芯の筒をこれだけ大胆に貼り付ける作例はあまり無いと思います。サランラップのような光沢も面白いですね。全体的にレディ・メイド的なモチーフの扱いです。ジャスパー・ジョーンズやローシェンバーグのコンバイン・ペインティングに通づるものを感じます。
 

ディスカッションでていねいに解説されるきなちゃん。
 

写真作品と並べると、また見え方が変わりますね。
 

サトミちゃん、構想が凄いです。
エッシャーの大作「メタモルフォーゼ」的に仕上げたいという大きな発送があります。鳥と鳥の隙間が樹になり、樹が実になり、実はピーナッツになり、、(ピーナッツのモチーフはチョコバーアルミホイルの筒にも描かれています)それらが全てエッシャー的な世界観を醸し出します。
 

始まりとオチを綺麗につなげたいと意欲満々に語って頂きました!
どのような作品になるのか本当に楽しみですね。今回ご参加の皆さん、1本のアルミホイルの筒から(勿論、チョコバー模様のアルミホイルの箱なのですが)本当に色々な世界を表現してくれました!次回もとても楽しみですね。
 

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