デッサン

絵画教室ってどんなとこ? アトリエヒュッテ 生徒作品レポート vol.1

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はじめまして!ヒュッテ会員のヤナです。
飼い猫の絵を描きたいなと思ったことがきっかけで、絵画教室アトリエヒュッテにこの春に入会しました。

絵画教室って、どんなことを習うの?レッスンの雰囲気や先生の人柄は?初心者でもついていけるかな、楽しく通えるかな…
そんな不安や疑問を感じて絵を習うことを迷っている方、いらっしゃると思います。もれなく私もその一人でした。

当記事「絵画教室ってどんなとこ?」では、アトリエヒュッテでのレッスン内容や生徒作品を、絵画制作ビギナー&入会したての私ヤナが実際に見たこと感じたことを交えながらレポートしていきます!
絵画教室が気になる方は是非参考にしてみてくださいね。それではさっそく参りましょう!
 

ヒュッテでは初心者でも経験者でも入会後必ず、全部で6つのモチーフを課題としてデッサンを習います。

デッサンはどんな画法にも通ずる重要な基礎練習なのだとか!
また、課題を通して生徒さん一人ひとりのレベルを先生方が把握するためでもあるそうです。

上の画像はその課題モチーフのひとつ、キャンティワイン瓶。ワインとしてはあまり見かけない装飾がされていて、上部の瓶と下部の藁という2つの異なる素材を描き分けるのがいかにも難しそうですね。

▶︎アトリエヒュッテにはその他にもたくさんのモチーフがあります
 

こちらはじゃこた会員が描かれたキャンティワインのデッサン画。
瓶のツヤと硬さ、藁のかさつきと薄さがよく分かります!丸いワイン瓶のどっしりとした重厚感は、画面いっぱいに描かれているのがミソなのでしょうか?
 

注ぎ口の封は金色のプラスチック。金色を鉛筆で表現する際、輝いているので白に近いのでは?と思いがちですが、じゃこたさんの絵では比較的濃く塗られています。
由里子先生のアドバイスを受け、思い切って濃く塗ったのだとか。たしかにメタリックな質感がきちんと伝わってきます!

薄く塗られた瓶との差異から素材の違いが分かりますね。それにしても瓶の透明部分がとてもきれいです。奥行きが感じられます!
 

ラベルシールは文字が細かいので根気のいる部分。ですが絵の説得力を増すためには重要なのです!私は集中力が続かなくて苦労しました…。
じゃこたさんはそれぞれの文字を丁寧に描いていますね。モチーフをよく観察されているのだと思います。蓋部分から繋がる藁も、撚って(よって)ねじれている様子がよく分かります。
 

じゃこたさん、下部の土台のかたちどりに苦労されている様子でした。先生や他の生徒さんにアドバイスをもらいながら時間をかけて描かれていました。
ヒュッテでは1つの作品にどれだけ時間をかけても良いので、もし難しくてつまずいても納得いくまでチャレンジし続けられますから安心なのですよ。

左右の明暗の差で瓶の丸みがよく分かります。明るい色の藁に濃い色で影を付けるのはちょっと勇気がいりますが、思い切って塗ることが立体感をしっかり現すのに重要なのですね。
さらに藁の細い繊維や破れなど、よく観察し細かい部分まで大切に描き込むことが、絵の説得力につながっているのだと思います!

苦労されたという土台部分も藁が1枚ずつ重なっている様子がとても綺麗に描かれています。瓶の下の布も柔らかさが伝わってきますね。
 
じゃこたさんも私と同じくこの春に入会され、月4回コースで通われています。今回のキャンティワイン瓶は計12時間程度取り組んだとのことでした。

今まで趣味としてマンガやイラストを描くことはあったそうですが、本格的な絵画制作は未経験。
画力を上げ趣味を充実させたいと思い、まずは体験教室に申し込んだそうです。
体験当日は初めてのデッサンで緊張したものの、想像以上に楽しくて「これなら通える!」とその場で入会を決めたのですって!
 
以上、じゃこたさんのデッサン画の紹介でした。

ヒュッテでは生徒さん同士でも気軽に絵についてお話しされています。「この前より進んだね」「きれいに描けてすごいね」「ここはどうしたらいいかな?」そんな言葉がいつも交わされています。

やはり好きなものについて話ができる場ですから、皆さんとっても楽しそうなんですよね。もちろん私も毎回楽しみで、前日からワクワクするほど。気になる方は是非一度、体験教室でアトリエヒュッテの様子と絵を描く楽しさを体感してみてください。

ちなみに、キャンティワイン瓶は哲雄先生お気に入りモチーフの一つだそうですよ。最近は中々手に入らず困っているのだとか…。そんなこぼれ話が聞けるのも、実際に教室に通うならではの楽しみですね♪

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