油彩画

絵画教室で描く!タジリンちゃんの新作風景画F6

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タジリンちゃんの新作風景油彩画をご紹介します。
ご自身で行かれた鎌倉のお寺の風景です。
奥行きのある構図で、絵を見る人も一緒に参拝するような、そんな気持ちにさせてくれる絵画ですね。
空気感がよく出ていて季節や気温まで感じます。
 
 

葉の重なり、樹木の重なりを丁寧に表現しました。
緑と茶色の色幅があり、自然な奥行きが表現できています。
 

太い幹の奥行き感も自然です。
空の青が効果的に入っているので色彩のハーモニーを感じます。
 

石畳はカンヴァスの目と、分厚い油絵具の表情を生かして丁寧に描きました。
まるで登っていけるかのような存在感です。
 

石像の表情もリアルです。
石像そのものよりもバックの植物の方が絵具が厚く盛られています。
現実と逆転のマティエールで描かれ、これは油彩の古典技法の1つです。
ギュスターヴ・クールベもよく使った手法です。
 

太い幹にも茶系色の幅があって綺麗ですね。
サインも茶色で入れて違和感がありません。
タジリンちゃんの油彩画は表現力がとても上がってきていると思います。
これからも楽しみですね!

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