カトノリちゃんの新作油彩画のご紹介です。
大変密度のある向日葵の作品(F10号)です。
花だけではなく、モチーフのアジアンバケツやピーマンなどの野菜、緑ストライプ布、バックの白い窓枠に風景など、非常にしっかりと、長い時間をかけて描きました。
とても充実した画面なのが伝わると思います。
この作品は、上野の森美術館が開催する、第27回日本の自然を描く展に見事入選しました。
おめでとうございます!
ひまわりは、その花びらを1枚1枚しっかりと、絵具を盛り上げて描きました。
発色も良いし、花同士の空間も自然に出ていますね。
窓からの風景は、カトノリちゃんのご自宅のものです。
見慣れた風景だけあって、とても素晴らしく表現できました。
右側は樹の数を少し減らして、空間がスッキリと通るように致しました。
グレーの窓枠も丁寧に描写されています。
このバケツは金属製なのですが、皮に金属ベルトと鋲のような質感になっています。
その工夫も面白いですね。ストライプが本体に映って、さらにリアル感が増しました。
黄色パプリカと緑ピーマンも、丁寧に描写されています。
緑ストライプ布を敷いた台にも抵抗感があって、奥行きも感じます。
サインも絵的なデザインでいいですね。
青い文字がアクセントになっています。
展示が楽しみですね!
こちらがモチーフです。夏らしい雰囲気ですね。
展覧会「第27回日本の自然を描く展」について詳しくはコチラ
↓
http://www.ueno-mori.org/exhibitions/article.cgi?id=69
油彩画