この作品はT所さんの習作です。現在追い込みに入っている大モチーフ油彩の為の油彩です。傘をさして本を読む姿のガネーシャがどうしても上手く描けないと言われ、自宅で研究してきました。その真摯な姿勢には脱帽です。ガネーシャ神のご加護もありそうです。2色のブロンズで出来ている像の雰囲気もよく描けました。バックのタペストリー柄布にも苦労の跡が見えます!
りりしいけれども、とても愛らしい表情です。後頭部の光背まで、よく表現しました。布の色との関係もバッチリです!
一歩前に歩み出している動きがよく出ています。台座も立派だし足と足の間に居るネズミも少しだけ見えますね。この習作がいかに本番の作品に生かされているか?みんなで完成を待とう!