完成です。K林さんの、秋モティーフ。緑ボードに水彩です。ススキと萩焼の花瓶、酒呑童子の陶器ビン、紫の布がいい調和をかもし出しています。今までのK林さんの作品で1番描写が美しく、色々な工夫が成されているのではないかと思います。秋を語るのは、それは人魚ではないのです。秋を語るのは、それは、K林さん(笑)。
ススキの描写、美しいですね!しかも繊細で丁寧です。色を積極的に発見しています。緑の地色も生きていますね。
勢いがあって見ていて気持ちがいいです。稲穂も愛らしいですね。
萩焼の独特で重厚な質感。重さもよく感じられます。影の色も微妙で絵が単調に見えないです。
口の紙と紐がリアルですね。「酒呑童子」の文字もK林さんの個性が出ています。思い切って入れた赤がこの絵全体を上手く引き締めています。映りこみも自然な現象として描かれています。
段々と洗練されてきたK林さんの水彩世界。次回も楽しみですね!