新年早々ケイコさんが大モチーフ油彩F10を完成させました!この工夫に満ちた豊かな世界をご覧下さい。モチーフを大事にしながらも、随所にケイコさん独自の工夫が見られます。うっそうと茂ったジャングル・・・そこに古代世界があり、生命たちが踊っているかのようです!
メインの竹で出来たお面です。質感がよく出ています。大木に架かっているという設定が良いですね!細かい竹の線、耳飾りの描写が綺麗です。
中央に君臨するかのような石像です。元々が謎の石像なだけに不思議な雰囲気が満載ですね。正体不明の石の質感をよく描き込みました!バックの流木の色と微妙な差があります。
古代中国の王様が使ったと言われている青銅の鳥の酒器です。古銅の持つ綺麗な緑をよく再現しています。湿地のような地面も綺麗ですね。
ご存知、ガネーシャ神です!学問と金運の神様と言われています。これは傘をさして読書しているガネーシャですがその凛々しい感じがよく出ました。ブロンズの質感も美しいです。バックに見えるミャンマーの米壷もいいですね。
米壷を狙うかのようにカラフルなカマキリが顔を覗かしています。流石は昆虫好きのケイコさんです。バックの、刺繍の模様がそのまま植物にメタモルフォーゼする工夫、大好きです!右上に、遠くにある光が見えますが、この光がこの要素の多い絵の空間を通し、上手くまとめているのです。もう一度全体写真で確認してみて下さいね!
刺繍の布に止まる蝶、米壷の蓋にとまる2種類の蝶です。種類が違うところにケイコさんの拘りが見えます。よーく見ると右の方にカメレオンが・・・見つかりましたか?(笑)。持てる力を最大限に発揮した、本当に素晴らしい作品になりました。完成おめでとうございます!!