さて4日の土曜にはヒロフミ君の静物油彩も完成しました。ご覧下さい、この重厚なマティエールを!!油彩画の醍醐味とも言える厚塗り、下地の色の豊富さ、表面の艶、どれをとっても絶品です。ヒロフミ君の場合、形からではなく色の重なりから画面をつくっていきますので、モチーフ同士が分離することなく自然な空間、しかし絵画的な空間が展開されています。
ディテールその1です。真鍮のアンティークポットの雰囲気がよく出ていますね。明暗の関係も的確に捉えられています。下地の赤がポットとバックからバランスよく覗いているのに注目!キャンバス地も上手く使っています。
ディテールその2です。ポットの胴体部分。更に赤で装飾を描き込んでいるのでポットの特徴もよく出ました。厚塗りの魅力がたっぷりですね。
次回は大きめの画面で挑戦すると意欲満々のヒロフミ君でした。期待できます!!