さてご紹介しましょう。ストーンさんの新作「ダビデの眼」石膏像です。正にストーン・アイ(石の愛)!ですね。この丁寧な描写をご覧下さい。画面隅々にまで細やかな工夫がされていて、観ていて飽きの来ないデッサンに仕上がっております。バックのカーテンの装飾による強弱の表現が画面を更に生き生きとさせています。像上部の金具の上に立派なカーテン装飾があるのがバックの空間を上手く締めていますね!
見開いた眼の雰囲気素晴らしいですね。半球の立体感も大したものです。像全体を覆う細かいハッチングにご注目下さい。影を意識しつつ部分部分の形態を追うのに最適な描法です!
眉とバックの関係、明快です!!奥行きを自然に感じます!石膏像の回りがほのかに光っているのにご注目下さい。
テーブルと像の接する所の影も丁寧ですね。ますますデッサン力をつけたストーンさん、いよいよ2つモティーフに挑戦です!!ファイト!!