ストーンさんが大モチーフ油彩を完成させました。イメージ性が豊かで魅力のある作品です。ストーンさんは水彩画も熱心に研究されていまっすがこの油彩画は、水彩的な面白さも併せ持った傑作であると思います。画面右半分を空にしたのも大胆ですね。
ボンジュールプレートには、黄色い蝶が止まっています。雲も仲間入り!
赤いオウムや葉っぱ、巣箱の関係が明快で良いですね。分かりやすいです。
ワインクーラーの映りこみの描写が立派です。質感までよく描ききりました!
レンガの上に止まる青い小鳥が今にも歌を奏でそうです。巨峰も存在感がありますね。煉瓦の質もリアルです。
ストーンさんは、今年の「上野の森美術館 日本の風景を描く展」に前回のお面の大モチーフ油彩を出品され見事入選されました。その感想文を頂きましたのでこの場をお借りして掲載したいと思います。
「小屋哲雄先生・由里子先生
今回は上野の森美術展をご紹介頂きありがとうございました。
公募展がどういうものであるかも何も分からないまま、応募しましたが、今終わって、返ってきた
作品を見ながら、応募・入選の経緯や展覧会場での他の作品、主催者の意図などを思い返し、
今回応募した事が私にとって、とても意義あるものであったことを実感しています。
お二人のご指導があっての今回の到達点であることは言うまでもありませんが、絵を
描くということの意味が以前よりさらに身近なものになったことを感じています。
これを機に絵というものへの理解と技術をさらに深めていきたいと思っていますので、
今後ともご指導の程宜しくお願いいたします。
2008年8月27日 ストーン」
ストーンさんありがとうございました!私たちとしましても、そう言って頂けると嬉しいです。これからもよろしくお願いします!