さてフォービズムゼミの興奮がまだ醒めない感じですが、そんな中、常に冷戦沈着なストーンさんが「洛陽の城」大モチーフを完成させました。全体の構図も面白く、個々の描写も実に丁寧です。画面の中で、お面の位置がとても良い所にありますね!
竹のお面、ガネーシャの額、ミャンマーの古い米櫃がいい関係を保っていますね。ペイズリー柄の模様を上手く利用して壁の張りを出しています。ピタッとしてます!
刺繍の布に入った青が効いてます!パステルっぽい温かさを感じますね。
古銅の鳥型酒器、不思議な石像も魅力的な色彩でまとめました。石像の後頭部に入っている赤が背後の流木との距離感を出しています。黒い布にも色幅があってデッサン的ですね。
このガネーシャは見事!2色のブロンズ仕上げなのがよくわかります。顔の表情も豊かです。赤い米櫃、発色いいですね!モチーフの持つ自然な空間をよく再現できました。油彩画がどんどん面白くなっているストーンさんでした!
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