遂にカトちゃん完成です!輝くような大モチーフの油彩画です。すごく素敵な設定ですよね。それぞれの描写を大切にしながらも全体の統一感があり、明るい画面になりました!カトちゃんの最近のテーマ「画面全体の世界観・バランス」がとてもよく描けました。
お面の一見メタリックな質感がいいですね!ガネーシャの額絵の舞台装置をそのまま上手く生かしました。主役と脇役と、舞台の背景と…。それぞれがそれぞれの役割を果たして舞台が成立する、正にその通りの画面が出来ました。古銅の鳥型酒器もメタリック!!
ミャンマーの古い刺繍の帯も綺麗ですね。背景の青に深みがあるので赤い米櫃も映えます!
刺繍とペイズリー柄も綺麗だし、不思議な石像も魅力があります。絵具をたっぷり乗せたので説得力があります。石像の光背も、控えめですがいいアクセントになってます!
堂々たるガネーシャ、傘を差しておさんぽです。ちょっとコミカルなお顔がカトちゃん流です。
本当にしっかりと完成しましたが、ここで、この作品の初期段階を見ると。。。
このようにぴしっと線描きでイメージが出来ているのが分かります。ここから本日の完成に至るまで約半年かかりました。粘りがありますね。フォービズムゼミの経験も生きてよかったです。
おまけ画像・本日のカトちゃんのパレット。余白にエスキースが描かれています。凄いですね!
さてカトちゃん本人から感想を頂きましたので合わせて掲載いたします。
こんばんは。本日もご指導ありがとうございました。
先日のフォービズムゼミの勢いそのままに本日めでたく大モチーフが完成しました(^o^)v毎度のことながら試行錯誤しながらの完成でした(^^;ここ最近のテーマである「画面全体の世界観・バランス」はモチーフの色身が落ち着いていたので取りかかりやすかったです。
今回特に記憶に残っているのはゆりこ先生のご指導で画面を舞台に例えた事です。主役と脇役と、舞台の背景と…。それぞれがそれぞれの役割を果たして舞台が成立する、、、みたいな話だったかと思います。
今日の仕上げ作業の際に、竹のお面の迫力を出したいなぁ?と思っていてあれこれ描いていましたが、てつお先生がお面左側の背景の描き込み具合をアドバイス頂きました。そこをしっかり描いたらお面右側の背景のバランスが取れて、お面の迫力もなんとなく出たような気がしました。
舞台の例えで言うならば役者がお面で背景は舞台のライト、みたいなところでしょうか?両方のライトのバランス(両方の背景のバランス)が良くなれば役者(竹のお面)もより良くなる、、、と。
作品完成したとたん、4月からの大モチーフが気になります(*^o^*)
次回作もがんばります?(^o^)/
カトちゃんいつもながら丁寧な感想ありがとうございました!何を考えながら描いたか、どのような指導を受けたか、とてもよくわかりますね。4月からの大モチーフお楽しみに!!
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