Oさん、長い間じっくりと描いたアコーディオンと天使の大モチーフ油彩、完成です!これぞ構成油彩の極地。。。言葉はいりません!今回、天使を画面中央に配置し、太陽の円盤が浮かび、テーブル部分の布の装飾を描かずにオレンジの布にしたのが特徴です!
古いブロンズの天使の色をここまで細密に表現するのは凄いです。銅の油彩絵具も買われて、実に効果的に使用していますね。髪の毛や羽根の細密描写にも注目です。キャンバスの目も凄く生かしてます!
存在感のある花です。葉脈の動きも解釈があって面白いです。
楽譜いいですねー。撮影の時楽譜の紙の下ラインと写真枠を平行に
したのでこういう角度になりました。楽譜とアコーディオン、天使の台座の関係も綺麗です。
見事!アコーディオンの皮バンドです。シャープな輪郭線が魅力です。Oさんの個性がよく出ていますね。アコーディオンのジャバラ部分の神経の入った細い線にもご注目下さい。丁寧な仕事です。
装飾のある布にも深い陰影をつけてこの通り!
金属の空気穴もいいですね。映りこみも自然です。鍵盤の弾き込まれた汚れもグレーズ技法で上手く表現しています!
そしてOさんソックリの太陽がニコニコ笑っていて、見るからに微笑ましいですね。太陽の大きさも画面全体の雰囲気から割り出されていて絶妙です。完成おめでとうございます!!