マーちゃんファンクラブの方々、お待たせしました!!マーちゃんの新作アクリル画のご紹介です。アンティーク水差しと古い本、発掘カバ、姫リンゴのモチーフですが、なんとバックに「トンパ文字」の描かれた絵を入れたのが独創的ですばらしいですね。画面全体がとても生き生きして、イメージ静物画になりました。
こちらがその「トンパ文字」です。ユニークですよね。
TOMPA(トンパ)とは、中国雲南省に住んでいるナシ(納西)族のあいだで、なんと約1000年も前から使われ続けている、世界でたったひとつの生きている象形文字です。それが「トンパ(東巴)文字」なのです。
そもそも「トンパ」というのは、ナシ族の中の、祭司とか歴史を記録する書記官にあたる人たちのことで、結婚式やお葬式、病気の時のおはらい、占いなどの場面で活躍しています。
そのトンパが、村の人々に神話や説話を話して聞かせるために、トンパ文字でその物語の内容を書き記しました。象形文字とうと、エジプトのヒエログリフとか、漢字のもとになった甲骨文字が有名ですが、トンパ文字はより絵文字に近いので、一目見ただけで、文字の意味を推測できるのが魅力なんですよ。
ちなみにマーちゃんが今回使ったトンパ文字は、左上が「笑う」右上が「お酒を飲んで満腹(たらふく酒を飲む)」左下が「祈る」右下が「神の踊り」です。いかにもそんな感じでしょ?
トンパ文字についてもっと詳しく知りたい方は「超漢字トンパサイト」 をご覧下さい!
水差しの細かい表情もよく描けましたね。深みのある蒼が魅力です。模様の描写が美しい。
姫リンゴもいいですね。3つあるのでもう少し描写の密度に差をつけてもよかったですね。あと、影の色味ももう一工夫できますね。
カバと本もいい関係です!!そしてこの”MK”のサインに注目!!トンパ文字風に書かれています。面白い工夫ですね。ますます独創的になってきたマーちゃんの絵画、応援して下さい!!