
第82~83回の演習コースのテーマは「私のアマビヱ」です
2020年から現在まで、ずっと描かれ続け、作られ続けている「アマビヱ」。2019年の頃はほんの1部の人しか知らなかったアマビヱ。この事態を誰が予想したでしょうか。
アマビヱについて詳しくはコチラ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/アマビエ
2019年末に発生した新型コロナウィルスは未だに猛威を振るい、緊急事態宣言も発令されました。先の見えない不安感が常に付きまといます。
そんな中、演習コースでは先駆的に2020年4~5月でアマビヱを描く授業を行いました。
ただ描くのではなく、立体で作ったり、オブジェで象徴にしたりさまざまな試みが意欲的に行われましたのでご紹介します!
こちらはますみちゃんのペン画のアマビヱです。単刀直入なだけに心に響く作品です。
コロナに負けない強い意志を感じます。

次は、川上さんの発表です。

川上さんは世界の不安を波形で表現しようと試みました。形としても面白いです。

ウィルス遺伝子操作でコロナを食べるウィルスを作るアマビヱ。どのような作品になるか楽しみです!

ゆみちゃんです。香水瓶のようなアマビヱを検討中。

ウィルスを浄化するアマビヱのようですね。油彩画で描く予定です。

きなちゃんのプランは数多くあります。

インドの神様のような多くの頭と体を持つアマビヱ。色も綺麗です。

ペン画です。

数多くのアマビヱが出来ましたので展示して頂きました。

ヒュッテのモチーフも参考にしておられます。

09作品に少し手を加えています。

オブジェも面白いです。ただなんとなくアマビヱを描くのではなくて、そのアマビヱの背景にどのような物語があるかを考えて制作されています。

油彩画です。身の回りの事柄から創作のヒントを得ている雰囲気があります。タイトルも付いています。

祭壇のようなモチーフ。この発想力と真剣に課題に取り組み、独創的な答えを導き出したその姿勢に脱帽です。

個々の作品も作品として成立していますが全て並べるとそれぞれが響き合い、示差が現れています。示差性の絵画・オブジェですね。

幾何学的抽象化されたアマビヱ。

縦構図でもおさまりが良いですね。

サハラさん3点制作されました。

マスクを外した女性像。

服は、まるで鱗のような描き込みです。

ロゴの意味するところが分かりますでしょうか?この表現は私としては嬉しい誤算で、サハラさんの素晴らしい独創性に、本当に驚かされました。

2作目の女性像です。右下にアマビヱの紋章が張り付けてあります。

何となく、視線の遠い女性像が人のような、人ではないような感じを醸し出しています。これは、世界に向けた画家の眼差しそのものなのかもしれませんね。

方位磁石のようなアマビヱ。発想が面白いです。商品化できそうw

3作目です。リオのカーニバルの女性の様です。

上半身のアップ。

ラフなアマビヱの紋章もいいですね。

3点並べると、また別の面白さがありますね。
今日だけでも様々なアマビヱが出ましたね。次回、更にパワーアップします!
演習コース
第82回 演習コース(2020.4.4開催) 私のアマビヱ1





