演習コース

第8回 演習コース(2012.9.1開催)

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9月の演習コースは、美術史スライドゼミです。「古代から現代まで、美術はどのように変化していったのか、各時代ごとに最も重要視された表現・技法は何だったのか。そして日本にはどのようにして西洋美術は入って来たのか。」以上の内容で、総括的な美術史をスライドの画像を元にお話しました。まずは資料を読んで本日の内容を把握します。
 

フェルメールの作品の解説です。只今東京にフェルメール作品が来ているのでタイムリーです。
 

普段なかなか意識しない絵画の見方を解説しました。
 

ラ・トゥールの作品。その特殊な「ろうそくの光による絵画空間」を解説致しました。
 

スライド約80枚を使用した長い講義ですが、ご参加の皆様は最後まで緊張感が切れる事なく、大変興味深く聞いてくださいました。
 

美術史の勉強をすると、ご自身の作品の制作にもとても良い影響があります。
 

本日の講義の経験を生かして、今後も色々と工夫のある画面作りに挑戦してください!
 
 
☆ご参加の会員様の感想です。
 
『ナスカの地上絵からポロック、ルイスにへリングまで広範囲に亘り、沢山のスライドと興味深いお話で、実に中身の濃いゼミだったと思います。2時間を越える講義でしたが、最後まで集中力を切らすことなく、哲雄先生のお話を聞かせていただきました。後半の20世紀美術についてもなかなか聞けない内容ですごく勉強になりました。
 
 
参加できて本当に良かったです。 昔から絵を見ることは好きだったので、よく美術館に行ってはいましたが、今思うと「すごい、きれい、いい、上手 い、好き…」のような感覚で見ていたような気がします。それはそれでよかったのですが、その画家が何派の誰々の影響を受けて、何主義の誰々に影響を与えたなどとの解説を読んでも、その何派や誰々たちを知らないと今ひとつピンと来なかったりして…ところが、以前、哲雄先生のゴッホのスライドゼミの後すぐに損保ジャパン東郷青児美術館にゴッホのひまわりを見に行って、知識があるのとないとでは、面白さがこんなにも違うんだなと強烈に実感することとなり、それで、これはもっと知らなきゃ!と美術史や興味のある画家について勉強したいと思うようになりました。
 
 
美術史の大まかな流れを知ることで、何派(主義)の誰々はこの人のことだったんだとわかった時は、点と点が結ばれたような感じで、絵画鑑賞が俄然面白くなりました。それから、その時代、時代にそれまでの様式や方法、常識等をひっくり返すような新しいことに取り組んだ芸術家の努力や信念の強さとか、いろいろ想像をめぐらせたりするのも今までにはないことでした。絵を見ることから始まって、自分でも描くようになり、今度は知るという面白さが加わり、 私の絵を取り巻く生活が益々楽しく豊かなものになりました。これからも、楽しく、長く「見る、描く、知る」を続けていけたらと思います。 哲雄先生の講義はとてもわかりやすくて、楽しく知ることができるので毎回楽しみです。また次回のゼミも楽しみにしています。ありがとうございました!』
 
 
次 回演習コースは10月6日(土)17:00-19:00での開催です。ご希望の方お早めにお申込下さい!

 

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