天心君の大きなジョッキの大モチーフ油彩画 F10のご紹介です。
アプローチの方法がいつもながら独特です。
色感も特殊で、ここまで思い切った仕事は色彩・形態共になかなか出来ないと思います。
魅力のある作品ではありますね。
大ジョッキの表現も面白いです。
モチーフが物体ではなく、初めから絵であったかのような表現になっています。
まるで壁画のような布の装飾表現です。
粗削りな描写に別の意味でのプリミティヴさを感じます。
戦士の騎象像もシャープなドローイングのような存在感がありますね。
青の強烈な背景とマッチしております。
木彫り彩色お面です。
この雰囲気・・・もはや現地の人が描いたかのようですね。
Flying saucer(空飛ぶ円盤)ではなく、空飛ぶナスカの皿です。
これも独特な位置感がありますね。
やや太めのカボチャ。
影の部分に入った青が効果的です。
独自の世界を追及する天心君、次回もいろいろ見せてくれると思います!
油彩画