第6回アトリエヒュッテ展も大好評のうちに終了しました。
会場で評判だった作品にスポットを当ててみたいと思います。
マルちゃんは今年2月、三菱一号館美術館で開催されたクラーク・コレクション展で観たマネの作品を参考に、花の油彩画を描かれました。
重厚に絵具が乗って大変見応えがあります。
様々な花の雰囲気や花瓶など、とてもマネ的に見えます。
暗いバックにバラが引き立ちます。
3つの花のそれぞれの表情が魅力的だと思います。
大輪の花びらの影の色や輪郭にとても工夫が見られますね。
厚みのある絵具のマティエールも綺麗です。
ガラスの花瓶の透明感もよく出ています。
水の中の反射が綺麗ですね。
アップで見ると3本の茎の色が印象派風で、大胆な説得力があります。
テーブルに置かれた花の表情がとてもいいですね!
さりげない表現で、よく描けています。
マルちゃんの定番のサインも綺麗です。
台上の空間もとてもスッキリまとめて、油彩画ならではの良さが充分出ました!
(参考図版)エデゥアール・マネ「花瓶のモスローズ」1882 カンヴァスに油彩 この作品がマルちゃんの参考にされた作品です。
雰囲気出てますね。模写とはまた別の味わいがあります。
今年2月のクラーク・コレクション展(三菱一号館美術館)で出品されました。
油彩画