カトノリの、大きなジョッキの大モチーフ油彩画のご紹介です。
色彩をすばらしく自由に扱っている作品です。
元々が独特な色彩のモチーフですが、更にカトノリ独自の色感で処理しているのが素晴らしい作品だと思います。
複雑なモチーフの奥行きも描けました。
ジョッキの迫力のあるボリューム感を損なうことなく表面のレリーフを描きました。
デッサン力がないと出来ない仕事ですね。
バックのインドネシア装飾布、オリジナルとはかなり色を変えました。
現代風の配色になったと思います。
鳥の文様が上手いです。
エメラルドグリーンの葉っぱが布によく合っていますね。
戦士の騎象像もアンティークな光沢感がいいですね。
バックの白っぽいグレーとの空間もとても良いです。
台上の、シンメトリーの鳥の文様にもご注目下さい！
ナスカの金属皿の雰囲気が出ました。
下のハチドリは、やや可愛くなりましたが（笑）。
お皿の影もしっかり描いたので壁にかかっている雰囲気があります。
カボチャも大切な要素なので、神経の入った自然な描写になりました。
えび茶色の布との相性もいいですね。
サインも壁部分にさりげなく入りました。
ますます個性的なカトノリの油彩画、充実しています！
油彩画
