
岡本太郎の大作モザイクタイル壁画「初恋」が、平成27年12月にカルピスから相模原市に寄贈されました。
現在、相模大野グリーンホールの大ホールロビーに設置されています。
3月8日と9日で一般公開されましたので行って来ました!

これがその作品です。
240×444.5cmという巨大な壁画です。
いかにも岡本らしい形体・色彩で構成されています。

右から見た所です。
カルピスの相模原工場にずっと飾ってあった作品です。

左から見た所です。
大きさがよくわかりますね。

中央のディテールです。

左側のディテールです。

右側のディテールです。

右下のディテールです。

下部中央のディテールです。

左下のディテールです。
”TARO”のサインがありますね。

「初恋」の由来が記された立派なキャプションです。

岡本太郎年表です。
「芸術は爆発だ!」の、爆発的なイメージの強い作家ですが、パリ大学でヘーゲル美学や、民俗学を学んでいます。
民俗学的な書籍も何冊か出版しています。
結構文章も書いているのを話題にする人はあまりいません。

肖像写真や有名な太陽の塔、壁画などのパネルもありました。
左から2枚目はJR渋谷駅と井の頭線改札を結ぶ「渋谷マークシティ」の連絡通路にある壁画「明日の神話」です。
ご覧になった方も多いと思います。
私は1970年の大阪万博で、父と太陽の塔の中に入ってその中にある「生命の樹」に感動しました。

カルピスの相模原工場の変化のパネルです。
中央の写真は1962(昭和37年)です。

カルピスの参考文献です。

グリーンホールの大ホールロビーの雰囲気がガラリと変わりましたね。

一般公開は終了しましたがこれからずっとこのホールに飾られていると思いますので、コンサートがてら是非ご覧ください!
日本フィルハーモニー 相模原定期演奏会などおススメです!






