第8回アトリエヒュッテ作品展で出品された作品の、アスカちゃんのデッサンと水彩色鉛筆画のご紹介です。
まずは鉛筆デッサンです。
アンティーク・コカコーラ瓶の質感、瓶に刺さっている植物、模様のあるガラスの器、バックの煉瓦の質感がとてもよく出ている素直なデッサンです。
それぞれのモチーフを統一感のある表現で処理するのがアスカちゃんの絵の特徴ですね。
白い布も調子の幅豊かに丁寧に描きました。
魚の瓶、チューリップ、オレンジの布の色彩が水彩色鉛筆のタッチと、水で溶かした水彩の表情で丁寧に描かれています。
バックのピンク系の色も合っています。
デッサンと同様にこちらの作品でも、ふんわりとした空間が現れています。
水彩色鉛筆を使うと、よく全てを溶かしてしまって普通の透明水彩画と変わらなくしてしまう人がいますが、アスカちゃんは色鉛筆のタッチを残しつつ必要な所だけ水で溶かすという高度なテクニックで描いています!
魚の瓶が何か言いたそうですね。
デッサンと色鉛筆画を交互に制作するアスカちゃん、これからも楽しみです!
デッサン