第6回アトリエヒュッテ展も大好評のうちに終了しました。
会場で評判だった作品にスポットを当ててみたいと思います。
カモハラ君の幻想的なアクリル画です。
古代の壺のそばで2頭の馬が仲良く走っています。
バックは広大な風景です。
スケール感が曖昧で、何が大きくて何が小さいサイズなのか、大変考えさせられますが、それがこの作品の素晴らしい魅力になっていると思います。
色そのものの出方も複雑です。
青銅の壺です。
その装飾など、とても丁寧に描写していますね。
壺の口の背後には大空と雲が広がっていて、マグリット的なシュールレアリスム空間を感じます。
壺は大地に根付いているようで、盤石の安定感がありますね。
背景の山も空気遠近法の表現を使い、自然な風景空間を感じます。
森の表現も綺麗ですね。
疾走する馬たちです。
元は木彫りなのですが生命を吹き込まれたようです。
カモハラ君の幻想的な世界観はヒュッテ展でも大人気でした!
アクリル画