アクリル画

きなちゃんのJAZZコンサート大モチーフ ミクストメディア画F10

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20160426_01
前回設置の大モチーフ、「JAZZコンサートの大モチーフ」の作品をご紹介して参ります。
今回はきなちゃんのF10号です!
この作品は様々な画材を使って制作されています。
F10カンヴァスにブラックジェッソ、レッドオーカーのカラージェッソで下地を作り、木炭で下描きをして、その上からアクリルと水性クレヨンで描画、更に透明メディウム、マスキングテープで古紙風の折り紙をコラージュしました。
興味のある画材をどんどん取り入れるというパワーを感じる作品になりました。
これだけ色々な画材を使っても画面がうるさくなく、空間がスッキリ通っているのはデッサン力のある証拠です。
 
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コンサートの人たちです。
よく見るとボーカルの後ろの人がトランペットからコントラバスの奏者に変更されています(前回ブログの大モチーフの画像を参照して下さい)。
コントラバス奏者の形を知るために色々な参考文献も用意されました。
この大胆な変更はきなちゃんの感覚によるものですね。
 
20160426_03
バックの地図に、皺を付けた古紙風の折り紙を透明メディウムでコラージュしました。
アンティークな雰囲気が出ました。
地図の直線要素との絡みも面白い空間になりました。
 
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こちらのバックも同様です。
メインモチーフの金属の古い感じをクレヨンのかすれ技法で表現しているので、コラージュと合います。
 
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布の表情も面白いですね。
このくらい分厚いマティエールをつけても布の柔らかさを感じます。
民族的な装飾もしっかり描きました。
 
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チェスとチェスの駒も雰囲気が出ました。
よく見るとチェス盤の明るいチェックの部分にも古紙のコラージュがあります。
右下のサインも良い感じで入ってますね。
メインモチーフの台座の表現も凝っています。
きなちゃんの世界観がますます広がる作品になりました!
 
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今回使われた下地材です。
ブラックジェッソ・レッドオーカーのカラージェッソです。
ホルべイン製。
 
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古紙風折り紙”OLD PAPER”です。
皺を付けると更に古い感じになります。
 
20160426_09
今回使われた参考文献です。
「ジャズの教科書」はとても参考になったようです。
このような真摯な研究態度は作品にダイレクトに反映しますね!

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