ヒュッテブログ

→たくさんの方に楽しく読んで頂いてます
(感想文はこちら)
メールアドレス(必須)
お名前

アーカイブ

  • 2017 (36)
  • 2016 (56)
  • 2015 (60)
  • 2014 (53)
  • 2013 (69)
  • 2012 (49)
  • 2011 (53)
  • 2010 (68)
  • 2009 (174)
  • 2008 (269)
  • 2007 (314)
  • 2006 (176)
  • 2005 (64)

写真をクリックすると拡大画像・コメントが見れます。
拡大画像が表示されない場合

2014年11月16日 15:27

第29-30回 演習コース(2014.11.1-12.6開催)

「バラを抽象的に表現してみよう」その1
 
20141116_01
第29回、第30回の演習コースは「バラを抽象的に表現してみよう その1・その2」です。
モチーフとして大輪の赤いバラをお配りし、それをまず具体的にスケッチしてから、有色の抽象画へと展開させます。
実技に先立ちまして、まずは物の抽象化の方法をプロジェクターを使用して解説致しました。
こちらが今回配布したバラです。
今回の授業は、11月29日(土)に「アートラボはしもと」にて開催するワークショップ「バラからイメージを広げる抽象画講座」の先行授業でもあります!
 
20141116_02
ピエト・モンドリアンの「赤い樹」です。
ここからの抽象化の過程を解説します。
 
20141116_03
ざっくりと、対象のシルエットが表現されます。
抽象化への始まりです。
 
20141116_04
モンドリアンの抽象化のポイントを詳しく解説します。
 
20141116_05
「花咲くりんごの樹」です。
ここまで行くと、対象の持つオリジナルな形体・色彩はかなり分りにくくなりました。
 
20141116_06
モンドリアンは教会の抽象化も進めた作品も描いています。
 
20141116_07
窓や、建築物の全体の形が垂直・水平の線に還元されていきます。
 
20141116_08
細かく分割された、大変に美しい作品です。
 
20141116_09
小屋由里子の作品も参考にしました。
レクチャーが終了し、いよいよ制作の開始です!
 
20141116_10
マムマムさん、バラをテープで固定して、スケッチを開始しました。
 
20141116_11
スズキさんも順調なスタートです。
 
20141116_12
サトミちゃんは黄色いボードの上にバラを置いて描きます。
その強烈なコントラストはとても面白いと思います。
 
20141116_13
バラの細かい表情まで、しっかりスケッチしてイメージを膨らませます。
 
20141116_14
マムマムさん、スケッチが仕上がりました。
いよいよ有色地カンヴァスに白コンテで、抽象化を進めていきます。
 
20141116_15
スズキさんも、抽象化のプランに入りました。
 
20141116_16
サトミちゃんも抽象化の始まりです。
地色から乗せていきます。
 
20141116_17
マムマムさん、大胆な表現ですね。コンテでのびのび描きます。
 
20141116_18
スズキさんはボードに制作を開始しました。
 
20141116_19
サトミちゃんも、全体の構成が出来てきましたね。
 
20141116_20
大胆な線が綺麗です。
勢いがありますね。
線だけでバラが表現できそうです。
 
20141116_21
バックから色を乗せていきます。
 
20141116_22
ここが思案のしどころですね。
雰囲気はとても良い作品ですサトミちゃん。
 
20141116_23
壮大な雰囲気が出てきましたね。
白コンテの表情も綺麗です。
 
20141116_24
スズキさんの制作を見学しています。
 
20141116_25
それではディスカッションの始まりです。
まずサトミちゃんからです。
具象的なスケッチと、抽象的イメージがを並べて頂きました。
 
20141116_26
実は、あまり花を描くのは好きではないので横から描いたそうです。
バラから波の曲線を取り出してスケッチしました。
 
20141116_27
抽象画の方では、花びらの裏表の色彩の対比や、花を簡略化した形態+緑の三角(棘)、葉の輪郭のギザギザ、葉脈の明るい色と暗い色などをポイントにされています。
地色の黄色は、バラをのせたボードの鮮やかな黄色から来ています。
この作品についてスズキさんからは「ここまでの抽象化は恐れ入る。天女の舞いのようだ」と感想がありました。
マムマムさんも「言う事なし!」だそうです(笑)。
 
20141116_28
モチーフを手に自作の解説をします。
 
20141116_29
スケッチでのポイントの解説です。
 
20141116_30
スズキさんの作品です。
綺麗に段階を踏んで抽象化されていますね。
 
20141116_31
やはり、見事な描写力です。
バラの生き生きした生命力を感じます。
 
20141116_32
大胆に線だけで抽象化しました。
存在感がありますね。
 
20141116_33
そして抽象の作品です。
この作品は上部に赤を入れる事によって、ややバラとして認識され過ぎた感があります。
スズキさんは、「もう一段、抽象化を進めたかった。黒い線は無い方がよかった気がする」と話されました。
しかしサトミちゃんからは「赤をのせるまでは上にバラの花があるように見えなかった。赤を2種類まとめて塗ってしまうのはどうだったのだろう。黒い輪郭線、版画のような線がとても面白い。バラの花の部分が全部赤になってしまったのが残念。バラは一輪だけでなくても、いくつかあっても面白そう」とご意見がありました。
スズキさんは、花はもう少し小さくしたかったそうです。
棘の表現がまるで磔刑の釘の様な形体で、バラが茨の冠も連想させ、宗教的な絵画のようでもあります。 
20141116_34
自作を語るスズキさん。
 
20141116_35
過去の演習の資料を見せながら意見を述べます。
 
20141116_36
マムマムさんの作品です。
バラのスケッチと、その抽象化の構造を練った段階です。
「宇宙から誕生する感じ」をイメージされました。
どちらかというと造形的ではなく発想がメインになった抽象化です。
その意味ではシュルレアリスム的でもありますね。
この先の展開が楽しみです。
 
20141116_37
丁寧に描かれたスケッチです。
よく観察しているのが伝わります。
 
20141116_38
「宇宙からの誕生」という壮大なテーマ、ここからどうなるのでしょうか。
 
20141116_39
マムマムさん、ここからの展望を語ります。
次回が楽しみですね。
 
20141116_40
「ここから、線を終わらせてみてもいいのかも」と意見するサトミちゃんです。

今回の演習コースは、11月29日(土)15:00-17:00「アートラボはしもと」でアトリエヒュッテが行いますワークショップ「バラからイメージを広げる抽象画講座」の先行授業でもあります。
この記事をご覧になってご興味を持たれた方、是非ワークショップにお越しください。
詳細、お申し込みは「アートラボはしもと」042-703-4654までどうぞ!

次回、第30回演習コースは今回の続きになります。12月6日(土)17:00からです。ご希望の方はお早めにご予約下さい。

2014年11月16日 15:27
演習コース | | コメント&トラックバック(0)

コメントはまだありません »

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URL

Leave a comment