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六本木で現代アート

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こんにちは!このブログを読んでくださっている皆さんは
美術館に行く機会も多いのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

毎年沢山の展覧会がありますが「絵画好き」「アート好き」な皆さんはどんな展示会に足を運ばれますか?
今、このタイミングであれば「エゴン・シーレ展」や「マリー・ローランサンとモード」あたりに行く予定が頭に浮かんだ方も多いのではないでしょうか。
どちらも見逃せない展覧会ではありますが、今日皆さんにおすすめしたい展覧会は
森美術館で2022年12月1日(木)〜2023年3月26日(日)の期間で開催されている
「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」です。

なんだ?その展覧会?と思われた方、聞いた事あるけれど行った事はないという方
きっと展覧会の概要を調べたらこう言われるのではないでしょうか。

「現代アートはよくわからない」

よくわからない…そうなんですよね…目の前にある作品だけ見たら「?」となるものも多いですよね。そんな時は以下の3つくらいの事を知った上でもう一度見ると見え方が変わってきます。

・アーティストがどの様な人物なのか(出身や年代など、どの様な作品に影響を受けたのか)
・作品に込められたメッセージは何なのか
・どの様な経緯で生まれた作品なのか

作者の事を知ると不思議なもので、つい数秒前まで摩訶不思議なだけのオブジェだったものが途端に「なるほど!ここがこれを表現してるのね!」となる事があるんですよ。
(作者と答え合わせをしたら、もしかしたら間違えてるかもしれませんけどね)
その「なるほどね!」の瞬間が訪れると一気に引き込まれます。
もちろん古典的な絵画でも引き込まれるという事は多々ありますが、
同じ時代を生きてる作者の作品の吸引力はやはり凄まじいものがあります。

現代アートのもう一つの楽しみ方(これは私だけかもしれませんが)
「なんか言葉にはならないんだけど…」
と不気味というか怖いというかな感覚を強く感じたり
逆に驚くほど清々しく晴れやかな感覚を覚えたり
特にインスタレーションでは空間の一部に自分が取り込まれた様な感覚や
逆にとても排他的な空間に居心地の悪さを感じたり
とても感覚的な部分に訴えかけてきます。
光や音の演出はその代表格で、これはやはり現代アートならではだと思います。

どうでしょう?現代アートを体感したくなってきませんか?

昨今の展示会は静止画の撮影が許可されているものが多く、
「写真撮影OK」の表示のある作品が多々あります。
良いと言われてもやはり撮影する時は「本当に良いのかな?」とドキドキしてしまうのですが…
私がドキドキしながら撮影した特に好きな作品を少しだけ皆さんにご紹介したいと思います。

ワクワクしませんか?
この作品達が会場でどの様な存在感を放っているものなのか気になりませんか?
気になった方はぜひ森美術館へ!
きっと、新しい刺激になると思います。

——-

そして、もう一つ現代アート…ではないのですが、素敵な展示が同じビル1つ下のフロアで開催されているので…

「YUMING MUSEUM」

ユーミンと言えば、紹介不要だと思いますが、
松任谷由美(ユーミン)さんという日本を代表するシンガーソングライターの女性の魅力に迫る展示です。
ステージ衣装や直筆メモ、貴重な写真や映像など盛りだくさんで、
中には彼女が学生時代に制作された絵画も展示されています。

せっかく地上から53階まで上がるなら52階もぜひ!
とても眺めの良いところなので天気の良い日がおすすめです。

今回はておすすめの展覧会についてのご紹介でした。
それではまた次回。

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