油彩画

ケイコさんのシーサーの大モチーフ油彩画F12

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20140930_01
シーサーの大モチーフも、この9月で設置が終了致しました。
とても力強く、面白い作品が多数出来上がりましたのでご紹介いたします。
まずはケイコさんの油彩画F12号です。
大画面にケイコさんの世界が色濃く表現されました。
沖縄のシーサー、果物、大きな赤い鉢、煉瓦、珊瑚(石灰化したもの)、流木、民芸的な青い布のモチーフです。
真正面から捕えた王道の構図ですね。
バックにはケイコさん創作の渦巻き文様が描かれています。
 
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女性のシーサーです。
口をつぐんでいるのが特徴です。
その迫力が凄いですね。
 
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こちらが男性のシーサーです。
口が空いています。
開いた口から外界の素晴らしいものを取り入れているのだそうです。
女性のシーサーは家庭を守るので、口をつぐんで男性シーサーが吸収した良いものが外に流れ出ない様にしているのだそうです。
ひげや尻尾の文様も綺麗ですね。
 
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木彫りの果物が大きな赤い鉢に入っています。
果物はインドネシア製です。
個々の表情がよく出ていますね。
質感もとても見事です。
赤い鉢の表面にはいろいろと映り込みがあってリアルです。
バックの、生命体が生まれ出るような渦巻きが蠢くような空間を演出していますね。
 
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煉瓦と、貝2種類も独特な描写です。
すごく描き込んでいるのではないのですが、存在感があります。
 
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貝の表現です。
巻貝の質感がよく出ていますね。
 
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渦巻き文様です。
下地が見えたり、上から厚く絵具を乗せたり、面白い表現です。
 
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バナナやドリアンの色とも、文様はよく合っていますね。
 
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めくれた布の表情も絵具の厚みを利用して面白く描けました。
 
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シーサーの足元の布の色も幅があります。
模様もアクセントになっています。
 
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サインもさりげなく入りました。
後、画面下部を見ると、絵具がカンヴァスの縁ギリギリまでは乗っていません。
これがケイコさんの画面の特徴で、全体に空間が固くなるのを防いでいます。
これからのケイコさんの作品がますます楽しみになりました。

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