演習コース

第51回 演習コース(2017.2.4開催)

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第51回と52回の演習コースのテーマは「ファルベ・コパン展」準備です。
2017年3月25日(土)から29日(水)に、演習コース初のグループ展、「ファルベ・コパン展」を、相模大野ギャラリーで開催します。
「ファルベ・コパン」とは、ドイツ語とフランス語の造語で「彩りを楽しむ仲間」という意味です。
本日と次回の演習コースは、出品作の準備という内容で、今までに描いた作品に更に手を加えたり、新作の構想を練る時間にしました!
 

グループ展にはしっかりしたコンセプトが必要です。
今まで演習コースで学んだ成果を是非出してもらいたいですね。
 

決める事が山ほどある展示です。
変化に跳んだ作品が期待できそうです。
ご参加の演習生の5名は、頻繁に連絡を取り合って内容を煮詰めています。
 

サトミちゃんは、カレンダー絵画に加筆していきます。
密度が上がってきました。
 

ガラス棒を使って慎重に直線を引いていきます。
 

筆とガラス棒の持ち方を披露して下さいました。
お箸の持ち方に似ていますね。
 

ルネ・マグリットの「大家族」の要素を跨ぐような直線が入りました。この操作で画面空間がとても複雑になります。
 

細かいパーツはまるで絵巻物のような雰囲気です。
流石マーちゃんの工夫ですね。
 

スズキさんも積極的に意見を述べています。
 

さて今回のグループ展では、初グループ展記念作品・5人の合作が披露されます。
本日のこの段階ではまだ途中です!
この先の展開が楽しみです。
 

合作をどのように展開していくか、皆で意見を出し合います。
こういう経験は普段なかなかできないので貴重です!!
 

同じ画面に5人の作品が並ぶわけですから、心地よい緊張感が現れると思います。
他の人の要素を尊重しながらも遠慮せずに自分の世界を描くのが大切です(そこが難しいのですが)。
他の人が描いた絵を上手く生かし、でも壊す部分もあり、その駆け引きがとても面白い作業だと思います。
 

やはり最新作のカレンダー絵画に手直しする演習生が多いですね。
自分が出品したい作品に対する加筆にも色々な意見が出ました。
 

新しい、詩の絵画化作品の下地を見せるきなちゃん。
この下地だけでも空間がありますね!
ここから更に新作を描くのですからすごいパワーだと思います!
 

マムマムさんは第38-39回のキュビズム実習「霧吹き・金属の箱・模様入り袋」の作品を新たに描かれてきました。
完成度があり、モノトーンの色彩も美しいです。
カンヴァスの周りに板を貼って額とし、その額部分にもキュビスムの続きを描きました!
 

斜めから見た所です。先程の解説の額と画面との関係がよく分かりますね!
 
さて次回の第52回演習コースは2017年3月4日(土)17:00からになります。
この回に関しましてはご参加を締め切らせて頂きました。
4月から、新しい課題になりますのでご興味のある方はお問い合わせ下さい。

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