ヒュッテブログ

→たくさんの方に楽しく読んで頂いてます
(感想文はこちら)
メールアドレス(必須)
お名前

アーカイブ

  • 2017 (30)
  • 2016 (56)
  • 2015 (60)
  • 2014 (53)
  • 2013 (69)
  • 2012 (49)
  • 2011 (53)
  • 2010 (68)
  • 2009 (174)
  • 2008 (269)
  • 2007 (314)
  • 2006 (176)
  • 2005 (64)

写真をクリックすると拡大画像・コメントが見れます。
拡大画像が表示されない場合

2016年11月01日 21:41

第48回 演習コース(2016.10.1開催)

20161101_01
第47回と48回の演習コースのテーマは、「与えられたモチーフ(電球型の小物入れ)を
モノクロとカラーの絵画で表現する」です。
本日は制作の後、作品発表&ディスカッションになります。
まずマムマムさんの作品です。
2点並べた時のバランスがとても良いですね!
 
20161101_02
デッサンの方は、「ご自身の好きなものを光らせる」がテーマです。
電球と同じように葡萄が光っているのが面白いですね。
背景にも様々な工夫がされています。
 
20161101_03
油彩はとても斬新な表現です。
「自分自身の心を照らす」のがテーマです。
心が宇宙、UFOにも見えます。
フランス語で「心」を意味する単語”le coeur”も描かれています。
ピンクとグレーの色の関係 も綺麗ですね。
下部中央に描かれた電球の口金の描写は見事です。
 
20161101_04
解説するマムマムさんです。
2点並んだ時の「形態の反復」の問題をどう解決するか、今後の課題ですね。
 
20161101_05
ディスカッションにも熱が入ります。
高い描写力に加えて、構成力が身についてきましたね。
 
20161101_06
続きましてサトミちゃんの作品です。
2点揃いました!当初のプランを忠実に守った2作品になりました。
 
20161101_07
デッサンでは、手前の大きい電球がご自身で、奥の電球のお母様と繋がっています。
背景には故郷に帰るための手段、国道16号線や、故郷にある遺跡、風景がキュビスム風に
描かれています。
大電球に黒電話のダイヤルの金具があったり、とても工夫されていますね。
スマホなどによくある「電源スイッチ」が重要なポイントです。
 
20161101_08
彩色画の方は今回、面的な構成です。
心情的なものを表現したいので、あまりシャープにせず面的な構成にしたとの事です。
数字の工夫が良いですね!
”3”だけ反転している所とか流石です。
赤い電球たちにはもう1工夫あると更によくなりますね。
2作品の形態の反復の問題もクリアしていると思います!
こちらにも重要な電源スイッチが描かれ、全体的に万華鏡の様だという声もありました。
 
20161101_09
1回目のドローイングを手に解説するサトミちゃんです。
やはり、先月の1回目のアイデアを最後まで貫いたのは素晴らしいと思います!
 
20161101_10
高度な表現の2作品に、ご参加のみなさんも納得です。
今後、「塗りの技術」さらに洗練させていくとパワーアップできますね。
 
20161101_11
スズキさんの作品です。
2点並びました。
デッサンは、マルティン・ショーンガウアーの銅版画「聖アントニウスの誘惑」を元に考えられた作品です。
彩色画はそれを更に記号化・抽象化したものです。
 
20161101_12
聖人が、誘惑しようとする悪魔たちから電球で守られています。
アイデアとして、とても面白いと思います。
ただ聖人の光背に赤い色を乗せたので、モノクロ絵画ではなくなったと感じました。
後、聖人と悪魔の描写が上手いので、電球にももう少し表情が欲しかったですね。
 
20161101_13
デッサンをさらに記号化し、抽象化した作品です。
背景の茶と黒の雰囲気が悪魔的です。
アントニウスを緑の不定形的な、アメーバのような存在にし、目玉1つをシンボルにしたのもとても面白いと思います。
「目」「聖水」「法衣の色=緑」「赤のアクセント」をポイントに制作されました。
個々のモチーフが効いています。
黄色い舌を出した唇もインパクトありますね!
出来るだけミロ的にはしたくなかったとスズキさんは話されました。
 
20161101_14
マルティン・ショーンガウアー作「聖アントニウスの誘惑」
(ハンガリー、ブタペスト、国立美術館蔵)です。
スズキさんの作品と見比べてみて下さい。
アントニウスの回りの悪魔たちは意外にユーモラスです。
ボッシュやブリューゲルと共通する部分もあります。
 
20161101_15
何とこの版画を元に、12-13歳のミケランジェロが油彩画を制作していました。
ミケランジェロ作「聖アントニウスの誘惑」(キンベル美術館蔵)です。
これで12か13歳!!脅威ですね。
バックの風景も、少年ミケランジェロの創作の様です。
 
20161101_16
2点並べると、リアル絵画と抽象絵画の関係が
更にそれぞれの作品を魅力的なものにしています。
電球の輪郭の形も反復しています。
 
20161101_17
解説するスズキさん、興味深そうに近寄って見るマムマムさんです。
 
20161101_18
マーちゃんの作品です。
マーちゃんは唯一、電球に金平糖を入れてオブジェも作りました。
3点で1つの作品になります。
 
20161101_19
モノクロ作品も絵具を使って描きました。
電球に命の種が入って、それらがはじける表現です。
これはなかなか迫力があります。
 
20161101_20
彩色画では、DNAの形態をメインに考えました。
背景の青がジュゴンがいるので海っぽく見えますが、DNAの表現から出てきた青だそうです。
電球の中にはマーちゃんが大切にしているもの、大切に考えているもの、
主張などが入っています。
3つの縦方向で構成したのが面白いと思います。
 
20161101_21
金平糖の入った電球も綺麗です。
とても女性的な発想でいいですね!
モチーフの電球を実際に使っても良いという課題だったのでこれもアリです。
 
20161101_22
3つ並べるとそれぞれ1つずつより全然いいですね!
このように展示するととても魅力的だと思います。
 
20161101_23
マーちゃんのドローイングです。
カラーの作品、こちらもとてもいいですね。
もう1作制作しても面白いと思います。
 
20161101_24
自作を解説するマーちゃん。
みなさん真剣に聞いています。
 
20161101_25
きなちゃんの作品です。
2点揃いました。
当初の計画からは変わりましたが色々考えての表現です。
 
20161101_26
デッサンは「パンドラの箱」の物語を元に考えました。
割れた電球から「邪悪なるもの」が立ち上っています。
手を使うとなると、手の描写もそれなりに問われることになってきます。
バックの調子にもう1段階濃い黒があっても良いと思います。
「手はキュビスムの手法で描いてもよかったのではないか」という意見もありました。
 
20161101_27
カラー作品です。
デッサンの発展形です。
本物の筆を貼り付け、側面にも色を乗せて自然にしました。
口金のところの大胆な表現もとても面白いと思います。
「パンドラの箱」も、テーマとしては面白いですがどのように絵画化するのかをよく吟味する必要がありますね。
筆を実際に貼り付けた工夫は面白いです。
ほどほどに使い込んだ筆なのも良いですね。
 
20161101_28
ドローイングもとても充実しています(画像は一部加工してあります)。
この3つも絵画化できそうですね!
 
20161101_29
ドローイング帳を手に解説するきなちゃん。今回もよく考えました!!
 
さて次回の第49回演習コースは2016年11月5日(土)17:00からになります。
ご希望の方はお問い合わせください。

2016年11月01日 21:41
演習コース | | コメント&トラックバック(0)

コメントはまだありません »

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URL

Leave a comment