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2014年06月18日 13:34

第25回 演習コース(2014.6.7開催)

20140618_01
第25回と26回の演習コースは、「東洋美術と西洋美術の融合を作品化する」がテーマです。
モチーフとして、BRUTUS特別編集「合本・日本美術がわかる 西洋美術がわかる」を使用します。
日本人が西洋美術の技法で制作する場合、画面などに様々な日本独特の要素を組み入れようとする場合があります。
今回の演習では、表面的な引用ではなく、本質的な引用を目指します!
 
20140618_02
ご参加のお3人、左からマムマムさん、サトミちゃん、ケイコさんです。
まずは本をじっくり見ながら使用する要素を選択していきます。
 
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西洋と東洋の造形要素をどのように取り入れていくのか、みなさん色々と試行錯誤されています!
 
20140618_04
徐々にアイデアは出てきたようです。
一見複雑な課題でも、色々とスケッチしていく事によって自分自身のアイデアが浮かんできます。
 
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17世紀のイタリア・スペイン美術の光に注目するマムマムさん。
カラヴァッジョの光と空間を意識し始めました。
 
20140618_06
ひたすら模索中のサトミちゃん。
露骨な画面引用になり過ぎない様に、注意を払っています。
 
20140618_07
ケイコさんは大体のイメージが出来てきましたので、彩色をスタートさせました。
 
20140618_08
重要文化財の麻耶夫人および天人像をモチーフに、構成を始めました!菩薩半跏像も登場します。
 
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サトミちゃんも17-18世紀のフランス美術のページを見ながら構想を練っています。
ニコラ・プッサンの空間は本当に美しいです。
 
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スーラの最高傑作「グランド・ジャット島の日曜日の午後」が大元のテーマになりました。
ドローイング開始です。
 
20140618_11
それではディスカッションの始まりです!
まずはマムマムさんのドローイングです。
テーマとしては、「隠れたる顔・内に秘めている顔=やさしさ、怖さ」を、西洋と東洋の顔の表現で形成しようと試みました。
画面には「十二神将立像・未神 運慶作」「能面 若曲見」「牙彫髑髏置物 旭玉山作」「ムンクの叫び」が使われ、下方からはカラヴァッジョ光線が照らすという凝ったものです。
ダイレクトに内容が伝わります。
この先の展開が楽しみですね。
 
20140618_12
作品について解説するマムマムさん。
とても丁寧にお話しして下さいました。
 
20140618_13
続きましてサトミちゃんのドローイングです。
スーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」を中心に、スーラの気分で日本画の良い所を取り入れよう!がテーマです。
浮世絵の極端な遠近法も取り入れて、装飾美と細密描写の双方で表現する予定だとのお話です。
中央の波形は、陰影の中に流れる波で、これも日本的な要素ですね。
歌川国芳の「讃岐院眷属をして為朝をすくふ図」の波の表現がヒントになりそうですね。
 
20140618_14
いつも緻密な構成で描かれているので、その技法・空間が発揮できそうな画面です。
コンセプトを丁寧にお話し下さいました。
 
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マムマムさんも、いろいろ意見をお話しして下さいました。
 
20140618_16
最後はケイコさんの水彩画になります。
ボッティチェルリの「春」をベースに、麻耶夫人および天人像をモチーフに入れました。
「春」に出てくる西風の精は光琳の風神に入れ替えています。
サトミちゃんから、「遠近法が極端に見えますが、あえてそうしたのですか?」と質問がありました。
それに対して、「極端にした訳ではなく、仏像の大きさの差で出た遠近法です」と答えられました。
不動明王の光背は、天使の代わりに配置されたそうです!
実に構想がよく分る水彩だと思います。
この先の展開が楽しみですね。
 
20140618_17
作品について解説するケイコさんです。
この時間で、かなり構想が練られてきました!
さて次回第26回演習コースは、7月5日(土)17:00からになります。
内容は今回の続きです。
2回目だけのご参加も可能ですのでご希望の方はお早めにお申し込みください。
ただし、今回のモチーフの本、BRUTUS特別編集「合本・日本美術がわかる 西洋美術がわかる」は、ご自身での準備をお願いいたします。

2014年06月18日 13:34
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